藤原時代(ふじわらじだい)は、日本の文化史および美術史において、平安時代の中期・後期を指す時代区分である。894年(寛平六年)に遣唐使が廃止されてから、平家が滅亡した1185年(寿永四年)までを指す。時代の名称は、当時摂政・関白として強い勢力を持っていた、藤原氏にちなむ。この時代に、女流文学や大和絵、、寝殿造りなどの、優美典雅な国風文化が誕生した。