菅沼 三千子(すがぬま みちこ、1940年9月24日 - )は、日本の木漆工芸家である。 20世紀に世界で初めて、オーストラリア・メルボルンのビクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria、略称NGV)にて現存する創作家として漆展を開催し、同時にシナバーレッドの漆器など2点が同美術館所蔵品となった塗師で東京都千代田区出身。女子美術短期大学卒業後、木と漆の人生を一筋に生きている。座右の言葉は「デザインとテクニックは一生の仕事」で、日本の伝統を受け継いで次代を担う若者の発掘をモットーにしており、昭和平成を経て今現在令和の時代に入ってNGV所蔵の総数は9点になる。