肥前忠広 / 忠吉(ひぜんただひろ / ただよし)は、日本刀の銘および刀工名。江戸時代に肥前佐賀藩(現佐賀県)を中心に活躍しており、初代忠広(忠吉)にあたる肥前忠吉が最も著名であるが、江戸時代末期までに九代にわたって同名を用いた刀工が存在する。忠広を世襲した刀工は、先代忠吉が死去したのちに忠吉を襲名していたことから本項では両名併記とする。