老斤里虐殺事件(ノグンニぎゃくさつじけん)は、朝鮮戦争中の1950年7月に起きたアメリカ軍による韓国民間人の虐殺事件。第25師団長少将による7月26日の「戦闘地域を移動するすべての民間人を敵とみなし発砲せよ」という命令に基づき行われた。 なお、同戦争中に行なわれた米韓連合軍の民間人虐殺はこれ一件に留まるものではなく、収監されていた1000人以上の政治犯も軍命で処刑(=殺害)されていた事が、後に文書調査で判明している(外部リンク中「老斤里の虐殺」を参照)。