第IX因子(だい9いんし、英: factor IX、EC 3.4.21.22)は、凝固系を構成するセリンプロテアーゼの1つであり、クリスマス因子(Christmas factor)とも呼ばれる。ペプチダーゼファミリーS1に属し、このタンパク質の欠乏は血友病Bの原因となる。第IX因子は1952年に、Stephen Christmasという名前の少年がこの因子の欠損によって血友病を発症していることから発見された。 は、基本的な医療システムに必要な最重要医薬品のリストであるWHO必須医薬品モデル・リストに含まれている。