第44回先進国首脳会議(だい44かいせんしんこくしゅのうかいぎ、英語: 44th G7 summit)は2018年6月8日から6月9日にかけてカナダ・ケベック州シャルルヴォワ・エスト郡ラ・マルベイ市で開催された先進国首脳会議。カナダで先進国首脳会議が開かれるのは1981年以降6回目のことである。 2014年3月、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの主要7か国(G7)が、G8としてロシアと意味のある議論を行うことはできないと宣言して以降、首脳会議は7か国で行われていたが、サミット初日にアメリカがロシアの再参加を提言し、直後にイタリアもG8の復活を求めた。 本サミットでは、アメリカと他主要国との関係悪化に注目が集まった。フランスやいくつかのメディアが本サミットを「G6+1」と呼ぶなど、パリ協定離脱などのサミット以外での事案とも併せ、「アメリカの孤立」が示された形となった。