竹夫人(ちくふじん。稀に「竹婦人」とも)とは、竹で作られた筒状の抱き枕を言う。英語では、Bamboo wifeと呼ばれる。 暑い日に、片腕や片足をこれに乗せて寝ることで、涼をとれる。アジアに広く見られるもので、かつては日本でも使われていた。竹だけではなく、籐や綿製のものや、近年ではプラスチックス(人工樹脂)でできたものも売られている。 佐藤春夫に<永き夜の紅毛竹夫人(ダッチワイフ)を去らんとす>(『能火野人十七音詩抄』)の句もあるように、和製ダッチワイフともいえる。 俳句では夏の季語となっている。(雄山閣『新版俳句歳時記』など)

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  • 竹夫人(ちくふじん。稀に「竹婦人」とも)とは、竹で作られた筒状の抱き枕を言う。英語では、Bamboo wifeと呼ばれる。 暑い日に、片腕や片足をこれに乗せて寝ることで、涼をとれる。アジアに広く見られるもので、かつては日本でも使われていた。竹だけではなく、籐や綿製のものや、近年ではプラスチックス(人工樹脂)でできたものも売られている。 佐藤春夫に<永き夜の紅毛竹夫人(ダッチワイフ)を去らんとす>(『能火野人十七音詩抄』)の句もあるように、和製ダッチワイフともいえる。 俳句では夏の季語となっている。(雄山閣『新版俳句歳時記』など) (ja)
  • 竹夫人(ちくふじん。稀に「竹婦人」とも)とは、竹で作られた筒状の抱き枕を言う。英語では、Bamboo wifeと呼ばれる。 暑い日に、片腕や片足をこれに乗せて寝ることで、涼をとれる。アジアに広く見られるもので、かつては日本でも使われていた。竹だけではなく、籐や綿製のものや、近年ではプラスチックス(人工樹脂)でできたものも売られている。 佐藤春夫に<永き夜の紅毛竹夫人(ダッチワイフ)を去らんとす>(『能火野人十七音詩抄』)の句もあるように、和製ダッチワイフともいえる。 俳句では夏の季語となっている。(雄山閣『新版俳句歳時記』など) (ja)
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  • 竹夫人(ちくふじん。稀に「竹婦人」とも)とは、竹で作られた筒状の抱き枕を言う。英語では、Bamboo wifeと呼ばれる。 暑い日に、片腕や片足をこれに乗せて寝ることで、涼をとれる。アジアに広く見られるもので、かつては日本でも使われていた。竹だけではなく、籐や綿製のものや、近年ではプラスチックス(人工樹脂)でできたものも売られている。 佐藤春夫に<永き夜の紅毛竹夫人(ダッチワイフ)を去らんとす>(『能火野人十七音詩抄』)の句もあるように、和製ダッチワイフともいえる。 俳句では夏の季語となっている。(雄山閣『新版俳句歳時記』など) (ja)
  • 竹夫人(ちくふじん。稀に「竹婦人」とも)とは、竹で作られた筒状の抱き枕を言う。英語では、Bamboo wifeと呼ばれる。 暑い日に、片腕や片足をこれに乗せて寝ることで、涼をとれる。アジアに広く見られるもので、かつては日本でも使われていた。竹だけではなく、籐や綿製のものや、近年ではプラスチックス(人工樹脂)でできたものも売られている。 佐藤春夫に<永き夜の紅毛竹夫人(ダッチワイフ)を去らんとす>(『能火野人十七音詩抄』)の句もあるように、和製ダッチワイフともいえる。 俳句では夏の季語となっている。(雄山閣『新版俳句歳時記』など) (ja)
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  • 竹夫人 (ja)
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