『私の食物誌』(わたくしのしょくもつし)は、文学者・文芸評論家の吉田健一による随筆。1971年(昭和46年)に読売新聞に連載された後、翌1972年(昭和47年)に単行本化され、中央公論社より発行された。吉田健一自身が日本各地で食べた、その土地ならではの食べ物の味を綴った随筆(エッセイ)集である。