禍福無門の碑(かふくむもんのひ)は、兵庫県神戸市東灘区住吉本町三丁目3番4号(住吉学園の敷地内)に立地する石碑。1938年(昭和13年)に発生した阪神大水害の記念と後世への訓戒として、1939年(昭和14年)12月に住吉村(当時)が、災害時に付近の山から流出した岩や石などを利用して建立した。 碑の土台上に置かれた岩の表面には、右から左の方向へ「禍福無門」という語が刻まれているため「禍福無門の碑」として知られているが、その建立経緯から単に水害記念碑(すいがいきねんひ)と呼ばれることもある。