祢々切丸(ねねきりまる)は、南北朝時代に作られたとされる日本刀(大太刀)である。栃木県日光市の日光二荒山神社が所蔵する。祢々切りと呼ばれることもある。 1967年(昭和42年)6月15日付けで国の重要文化財に指定された。指定名称は「山金造波文蛭巻大太刀 中身無銘(号袮々切丸太刀)」で、拵(こしらえ、刀剣の外装)と中身(刀身)が共に指定対象となっている。なお、同じく日光二荒山神社が所蔵する「山金造黒漆蛭巻大太刀 中身無銘(号柏太刀)」と一括で1件の重要文化財に指定されている。