石原事件(いしはらじけん)とは、朝鮮民主主義人民共和国によるスパイ事件。1971年(昭和46年)9月21日摘発(検挙)。1962年(昭和37年)、大韓民国から不法に入国した石原順培ことが北朝鮮から派遣された工作員に獲得され、知人の日本人の戸籍抄本を不正に取得して当人になりすますとともに、大阪市を拠点として多数の工作員を指揮して対韓国工作をおこなっていた諜報事件である。