甲府連隊区(こうふれんたいく)は、大日本帝国陸軍の連隊区の一つ。前身は横浜大隊区である。初めは山梨県の全部と神奈川県の一部を管轄区域として徴兵・召集等兵事事務を担任し、名称を横浜連隊区としていたが、後に甲府連隊区と名称を変え最終的には山梨県のみが管轄となる。1945年(昭和20年)に設けられた甲府地区司令部は同域の防衛を担当した部署で、甲府連隊区司令部要員が双方を兼務した。戦後に執筆された書籍でも旧表記である"聯"の字を用いて甲府聯隊区と表記している例が多い。