田尻町(たじりちょう)は、平成18年(2006年)まで宮城県遠田郡にあった町。現在は大崎市の一部。 大崎平野のほぼ中央に位置する。町の北部には渡り鳥が数多く飛来する蕪栗沼を擁し、東部には町のシンボルである加護坊山を有する。 人口の約6割が農業に従事する稲作と畜産を基盤とした町であり、町の面積のおよそ半分が農地であった。3路線の乗換駅小牛田駅をもつ小牛田町および県北の経済中心地として発展してきた古川市と隣接していることもあり、古くからこれら2市町への生活依存度が高かった。