班 超(はん ちょう、32年 - 102年(建武9年 - 永元14年)は、中国後漢の武人。字は仲升(ちゅうしょう)。右扶風安陵県の人。封号は定遠侯。父は班彪、兄は班固、妹は班昭。子は(長男)・(三男、字は宜僚)。孫は(班雄の子)。歴史家一家に生まれたが、武人としての成功を望み、西域(現在の新疆ウイグル自治区あたり)から北匈奴やクシャーナ朝を追って後漢の勢力を広げ、その後は西域都護として長く西域を保持した。『後漢書』では「燕頷虎頸」と描写される。