狩野 美信(かのう よしのぶ、延享4年(1747年) - 寛政9年3月8日(1797年4月4日))は、日本の江戸時代前期に活動した狩野派の絵師。美信は諱で、号は洞春。両者を合わせて、狩野洞春美信とも呼ばれる。通称は三四郎、別号に浩然斎。江戸幕府御用絵師の中で奥絵師4家に次ぐ家格を持つ、表絵師筆頭(御坊主格)駿河台狩野家の4代目。画名があり、駿河台狩野家の中興の祖とも言われる。