漠(ばく)は、10-12(1兆分の1)であることを示す漢字文化圏における小数の単位である。渺の1/10、模糊の10倍に当たる。 朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。漢字一字で表記される単位としては最小のものである(「虚」と「空」、「清」と「浄」を別の単位とする場合はそちらの方が小さい)。 国際単位系のSI接頭語では「ピコ(p)」に相当するが、現代の中国語では音訳の「皮(pí)」が使われ、「漠」は使われない。 なお、漠という字は、「果てし無く広々としている様」「取り留めがなくはっきりしない様」という意味を持つ。

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  • 漠(ばく)は、10-12(1兆分の1)であることを示す漢字文化圏における小数の単位である。渺の1/10、模糊の10倍に当たる。 朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。漢字一字で表記される単位としては最小のものである(「虚」と「空」、「清」と「浄」を別の単位とする場合はそちらの方が小さい)。 国際単位系のSI接頭語では「ピコ(p)」に相当するが、現代の中国語では音訳の「皮(pí)」が使われ、「漠」は使われない。 なお、漠という字は、「果てし無く広々としている様」「取り留めがなくはっきりしない様」という意味を持つ。 (ja)
  • 漠(ばく)は、10-12(1兆分の1)であることを示す漢字文化圏における小数の単位である。渺の1/10、模糊の10倍に当たる。 朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。漢字一字で表記される単位としては最小のものである(「虚」と「空」、「清」と「浄」を別の単位とする場合はそちらの方が小さい)。 国際単位系のSI接頭語では「ピコ(p)」に相当するが、現代の中国語では音訳の「皮(pí)」が使われ、「漠」は使われない。 なお、漠という字は、「果てし無く広々としている様」「取り留めがなくはっきりしない様」という意味を持つ。 (ja)
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  • 漠(ばく)は、10-12(1兆分の1)であることを示す漢字文化圏における小数の単位である。渺の1/10、模糊の10倍に当たる。 朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。漢字一字で表記される単位としては最小のものである(「虚」と「空」、「清」と「浄」を別の単位とする場合はそちらの方が小さい)。 国際単位系のSI接頭語では「ピコ(p)」に相当するが、現代の中国語では音訳の「皮(pí)」が使われ、「漠」は使われない。 なお、漠という字は、「果てし無く広々としている様」「取り留めがなくはっきりしない様」という意味を持つ。 (ja)
  • 漠(ばく)は、10-12(1兆分の1)であることを示す漢字文化圏における小数の単位である。渺の1/10、模糊の10倍に当たる。 朱世傑『算学啓蒙』(値が異なる)や程大位『算法統宗』に見えるが、現実には使われない。漢字一字で表記される単位としては最小のものである(「虚」と「空」、「清」と「浄」を別の単位とする場合はそちらの方が小さい)。 国際単位系のSI接頭語では「ピコ(p)」に相当するが、現代の中国語では音訳の「皮(pí)」が使われ、「漠」は使われない。 なお、漠という字は、「果てし無く広々としている様」「取り留めがなくはっきりしない様」という意味を持つ。 (ja)
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