『源泉の感情』(げんせんのかんじょう)は、三島由紀夫の対談集。1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)にかけて雑誌上で行なわれた小林秀雄、大江健三郎、舟橋聖一、安部公房、石原慎太郎、野坂昭如、福田恆存、大島渚、芥川比呂志、テネシー・ウィリアムズ、千宗室、坂東三津五郎、喜多村緑郎、喜多六平太、杵屋栄蔵、豊竹山城少掾、武原はんとの19話の対談が収録されている。文芸論、演劇論、伝統芸能、茶道談義から政治問題まで幅広い内容となっている。 1970年(昭和45年)10月30日に河出書房新社より刊行された。2006年(平成18年)2月に河出文庫で収録内容を入れ替え再刊行されている。 書名の〈源泉の感情〉は、ヘルダーリンの『追想』の中の「多くの者は源泉へ行くことに畏怖の念を抱く」から取られたものと推測されるが、三島の『愛の疾走』の作中には、〈俺の心には、ジイドのいはゆる〈源泉の感情〉がいつもこんこんと湧き出てゐるのだ〉ともある。

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  • 『源泉の感情』(げんせんのかんじょう)は、三島由紀夫の対談集。1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)にかけて雑誌上で行なわれた小林秀雄、大江健三郎、舟橋聖一、安部公房、石原慎太郎、野坂昭如、福田恆存、大島渚、芥川比呂志、テネシー・ウィリアムズ、千宗室、坂東三津五郎、喜多村緑郎、喜多六平太、杵屋栄蔵、豊竹山城少掾、武原はんとの19話の対談が収録されている。文芸論、演劇論、伝統芸能、茶道談義から政治問題まで幅広い内容となっている。 1970年(昭和45年)10月30日に河出書房新社より刊行された。2006年(平成18年)2月に河出文庫で収録内容を入れ替え再刊行されている。 書名の〈源泉の感情〉は、ヘルダーリンの『追想』の中の「多くの者は源泉へ行くことに畏怖の念を抱く」から取られたものと推測されるが、三島の『愛の疾走』の作中には、〈俺の心には、ジイドのいはゆる〈源泉の感情〉がいつもこんこんと湧き出てゐるのだ〉ともある。 (ja)
  • 『源泉の感情』(げんせんのかんじょう)は、三島由紀夫の対談集。1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)にかけて雑誌上で行なわれた小林秀雄、大江健三郎、舟橋聖一、安部公房、石原慎太郎、野坂昭如、福田恆存、大島渚、芥川比呂志、テネシー・ウィリアムズ、千宗室、坂東三津五郎、喜多村緑郎、喜多六平太、杵屋栄蔵、豊竹山城少掾、武原はんとの19話の対談が収録されている。文芸論、演劇論、伝統芸能、茶道談義から政治問題まで幅広い内容となっている。 1970年(昭和45年)10月30日に河出書房新社より刊行された。2006年(平成18年)2月に河出文庫で収録内容を入れ替え再刊行されている。 書名の〈源泉の感情〉は、ヘルダーリンの『追想』の中の「多くの者は源泉へ行くことに畏怖の念を抱く」から取られたものと推測されるが、三島の『愛の疾走』の作中には、〈俺の心には、ジイドのいはゆる〈源泉の感情〉がいつもこんこんと湧き出てゐるのだ〉ともある。 (ja)
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