水文学において涵養(かんよう)、または地下水涵養は、地表の水(降水を主としてほかにも、湖沼水・河川水、貯水池・雨水浸透ますなどの水、その他)が地下浸透して帯水層に水が供給されること。その供給源を涵養源、供給元となっている河川域を涵養域(英語 recharge area)という。 対義語としては「流出」あるいは「湧出」を用いる。涵養の起こる場所は「涵養域(かんよういき)」といい、対して、流出・湧出の起こる場所は「流出域」もしくは「湧出域」という。こちらの語意でも用いるのは日本語だけで、中国語では「地下水補給」などという。現代日本語の公文書等では「涵」の字を「かん」とし混ぜ書きすることがある(用例:水源かん養保安林)。英語では "groundwater recharge" などという。 河川や湖沼といった表流水に水が加わってもそれを「涵養」とは呼ばない。

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  • 水文学において涵養(かんよう)、または地下水涵養は、地表の水(降水を主としてほかにも、湖沼水・河川水、貯水池・雨水浸透ますなどの水、その他)が地下浸透して帯水層に水が供給されること。その供給源を涵養源、供給元となっている河川域を涵養域(英語 recharge area)という。 対義語としては「流出」あるいは「湧出」を用いる。涵養の起こる場所は「涵養域(かんよういき)」といい、対して、流出・湧出の起こる場所は「流出域」もしくは「湧出域」という。こちらの語意でも用いるのは日本語だけで、中国語では「地下水補給」などという。現代日本語の公文書等では「涵」の字を「かん」とし混ぜ書きすることがある(用例:水源かん養保安林)。英語では "groundwater recharge" などという。 河川や湖沼といった表流水に水が加わってもそれを「涵養」とは呼ばない。 (ja)
  • 水文学において涵養(かんよう)、または地下水涵養は、地表の水(降水を主としてほかにも、湖沼水・河川水、貯水池・雨水浸透ますなどの水、その他)が地下浸透して帯水層に水が供給されること。その供給源を涵養源、供給元となっている河川域を涵養域(英語 recharge area)という。 対義語としては「流出」あるいは「湧出」を用いる。涵養の起こる場所は「涵養域(かんよういき)」といい、対して、流出・湧出の起こる場所は「流出域」もしくは「湧出域」という。こちらの語意でも用いるのは日本語だけで、中国語では「地下水補給」などという。現代日本語の公文書等では「涵」の字を「かん」とし混ぜ書きすることがある(用例:水源かん養保安林)。英語では "groundwater recharge" などという。 河川や湖沼といった表流水に水が加わってもそれを「涵養」とは呼ばない。 (ja)
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  • 水文学において涵養(かんよう)、または地下水涵養は、地表の水(降水を主としてほかにも、湖沼水・河川水、貯水池・雨水浸透ますなどの水、その他)が地下浸透して帯水層に水が供給されること。その供給源を涵養源、供給元となっている河川域を涵養域(英語 recharge area)という。 対義語としては「流出」あるいは「湧出」を用いる。涵養の起こる場所は「涵養域(かんよういき)」といい、対して、流出・湧出の起こる場所は「流出域」もしくは「湧出域」という。こちらの語意でも用いるのは日本語だけで、中国語では「地下水補給」などという。現代日本語の公文書等では「涵」の字を「かん」とし混ぜ書きすることがある(用例:水源かん養保安林)。英語では "groundwater recharge" などという。 河川や湖沼といった表流水に水が加わってもそれを「涵養」とは呼ばない。 (ja)
  • 水文学において涵養(かんよう)、または地下水涵養は、地表の水(降水を主としてほかにも、湖沼水・河川水、貯水池・雨水浸透ますなどの水、その他)が地下浸透して帯水層に水が供給されること。その供給源を涵養源、供給元となっている河川域を涵養域(英語 recharge area)という。 対義語としては「流出」あるいは「湧出」を用いる。涵養の起こる場所は「涵養域(かんよういき)」といい、対して、流出・湧出の起こる場所は「流出域」もしくは「湧出域」という。こちらの語意でも用いるのは日本語だけで、中国語では「地下水補給」などという。現代日本語の公文書等では「涵」の字を「かん」とし混ぜ書きすることがある(用例:水源かん養保安林)。英語では "groundwater recharge" などという。 河川や湖沼といった表流水に水が加わってもそれを「涵養」とは呼ばない。 (ja)
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  • 涵養 (ja)
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