京都丹波高原国定公園(きょうとたんばこうげんこくていこうえん)は、兵庫県東部・京都府・大阪府北部・滋賀県西部・福井県南西部に広がる丹波高地(丹波高原)のうち、京都府の南丹市、綾部市、京丹波町(船井郡)、京都市左京区・右京区に跨る範囲を主体とし、北側は由良川水系の上中流域と上林川(由良川水系・国定公園域外合流)上流域、南側は桂川水系の上中流域(大堰川・保津川)、東側は滋賀県との府県境、西側は由良川と桂川が開削した亀岡盆地東縁部の範疇に設定された国定公園で、2016年(平成28年)2月23日付で中央環境審議会より答申、3月25日に64番目の国定公園に指定された。なお、亀岡盆地と丹波高原とは尾根続きの、福井県側や滋賀県の比良山地などは国定公園には含まれない。 国定公園指定を記念し、2016年は3月26日に南丹市の美山文化ホールにおいて記念式典と記念碑(右下画像)の除幕、7月21日の自然公園の日や制定後初実施となる8月11日の山の日に指定地内で各種行事が催行され、10月9日には南丹市の府民の森ひよしにおいて皇太子(当時・現今上天皇)臨席のもと第40回全国育樹祭が開催された。