江 淹(こう えん、444年 - 505年)は、中国南北朝時代の文学者。字は文通。本貫は済陽郡考城県(現在の河南省商丘市民権県)。門閥重視の貴族社会であった六朝時代において、寒門の出身でありながら、その文才と時局を的確に見定める能力によって、高位に上りつめ生涯を終えた。