『殺意』(さつい、Malice Aforethought)は、1931年に発表された推理作家フランシス・アイルズ作の長編推理小説である。 この作品はアントニー・バークリーがアイルズ名義で発表した第一長編。犯人の視点で犯行を描く倒叙形式の名作として知られ、リチャード・ハル『伯母殺人事件』、F・W・クロフツ『クロイドン発12時30分』とともに倒叙三大名作の一つにも数えられる。