柿木村(かきのきむら)は、島根県西部にあった村である。山口県に接し、人口1,800余人の山村であった。 有機農業が盛んで、日本の棚田100選に選ばれた「大井谷の棚田」、高盛り飯を食べる伝統行事「萬歳楽」などが有名。 1889年(明治22年)のいわゆる明治の大合併で発足して以降、村の行政区域は変わらなかったが、2005年10月1日に隣の六日市町(むいかいちちょう)と合併して、吉賀町(よしかちょう)となった。合併当初は「柿木村」を冠していたが、地域自治区終了のため、2021年4月1日より「柿木村」の冠が消えた(エリア名としては使用されている)。なお吉賀は、柿木村・六日市町地域を指す古くからの地名である。