松戸 直樹(まつど なおき、1973年7月25日 - )は、千葉県出身のモーターサイクル・ロードレースライダー。1999年全日本ロードレース選手権GP250チャンピオン。2000年 - 2004年ロードレース世界選手権GP250参戦。元Kawasaki Racing Team MotoGPテストライダー。 2007年3月にオートポリスでMotoGPマシンのテスト中にクラッシュし右大腿骨を4ヶ所骨折する大怪我を負う。その治療過程で骨が感染症に侵されてしまい一時は右足の切除も考えられていた。同年7月に感染症にかかった部分の骨(約15cmほど)を切断する手術を受けたため、ライダーとしての再起が事実上不可能となった。その後イリザロフ法と呼ばれる骨を延長する治療法により、2010年現在は松葉杖なしでの歩行が可能になるまでに回復しており、現在は自らのチームとして「TEAM・GRACE」を主宰し後進の育成に務めている。