東京都水道局小河内線(とうきょうとすいどうきょくおごうちせん、英称:Tokyo Metropolitan Government Bureau of Waterworks Ogochi Line)は、1952年(昭和27年)に開通し、1957年(昭和32年)まで運行していた、東京都水道局の専用鉄道。正式名称は「東京都専用線小河内線」であった。 小河内ダムの建設用資材輸送用に東京都水道局が敷設・管理した貨物線であり、ダム竣工後は西武鉄道へ譲渡され、さらに奥多摩工業へ譲渡され、現在は「水根貨物線」として遺構が残っている。 運行期間はわずか5年半のみであったが、東京の水がめである小河内ダムの完成に重要な役割を果たした。