李 穆(り ぼく、510年 - 586年)は、北魏末から隋にかけての軍人。字は顕慶。兄は李賢・李遠。本貫は隴西郡を称し、唐皇李氏と同じ漢人の名門貴族・隴西の李氏を称していたが、近年の考古学的発掘により、出自を詐称しており、鮮卑拓跋であることが確定している。