『時間線を遡って』(じかんせんをさかのぼって、英: Up The Line)は、アメリカ合衆国のSF作家ロバート・シルヴァーバーグによるタイムトラベル小説。主に時間旅行でもたらされる矛盾を中心に展開するが、性描写とユーモアの大量投入でも注目された。1970年のネビュラ賞長編小説部門、ヒューゴー賞長編小説部門にノミネートされた(いずれも受賞はアーシュラ・K・ル=グウィンの『闇の左手』)。1969年にアメージング・ストーリーズで連載され、同年後半よりペーパーバックが発行された。 日本ではSFマガジン1970年9月号から12月号にかけて伊藤典夫訳により『時間線をのぼろう』という邦題で連載された。その後1974年に中村保男訳により『時間線を遡って』というタイトルで東京創元社から文庫版が発行された。2017年6月に同じく東京創元社より発行された伊藤典夫による「新訳版」のタイトルは『時間線をのぼろう』になっている。1974年発行の創元SF文庫版に対し1975年星雲賞海外長編賞が授けられた。

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  • 『時間線を遡って』(じかんせんをさかのぼって、英: Up The Line)は、アメリカ合衆国のSF作家ロバート・シルヴァーバーグによるタイムトラベル小説。主に時間旅行でもたらされる矛盾を中心に展開するが、性描写とユーモアの大量投入でも注目された。1970年のネビュラ賞長編小説部門、ヒューゴー賞長編小説部門にノミネートされた(いずれも受賞はアーシュラ・K・ル=グウィンの『闇の左手』)。1969年にアメージング・ストーリーズで連載され、同年後半よりペーパーバックが発行された。 日本ではSFマガジン1970年9月号から12月号にかけて伊藤典夫訳により『時間線をのぼろう』という邦題で連載された。その後1974年に中村保男訳により『時間線を遡って』というタイトルで東京創元社から文庫版が発行された。2017年6月に同じく東京創元社より発行された伊藤典夫による「新訳版」のタイトルは『時間線をのぼろう』になっている。1974年発行の創元SF文庫版に対し1975年星雲賞海外長編賞が授けられた。 (ja)
  • 『時間線を遡って』(じかんせんをさかのぼって、英: Up The Line)は、アメリカ合衆国のSF作家ロバート・シルヴァーバーグによるタイムトラベル小説。主に時間旅行でもたらされる矛盾を中心に展開するが、性描写とユーモアの大量投入でも注目された。1970年のネビュラ賞長編小説部門、ヒューゴー賞長編小説部門にノミネートされた(いずれも受賞はアーシュラ・K・ル=グウィンの『闇の左手』)。1969年にアメージング・ストーリーズで連載され、同年後半よりペーパーバックが発行された。 日本ではSFマガジン1970年9月号から12月号にかけて伊藤典夫訳により『時間線をのぼろう』という邦題で連載された。その後1974年に中村保男訳により『時間線を遡って』というタイトルで東京創元社から文庫版が発行された。2017年6月に同じく東京創元社より発行された伊藤典夫による「新訳版」のタイトルは『時間線をのぼろう』になっている。1974年発行の創元SF文庫版に対し1975年星雲賞海外長編賞が授けられた。 (ja)
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  • 『時間線を遡って』(じかんせんをさかのぼって、英: Up The Line)は、アメリカ合衆国のSF作家ロバート・シルヴァーバーグによるタイムトラベル小説。主に時間旅行でもたらされる矛盾を中心に展開するが、性描写とユーモアの大量投入でも注目された。1970年のネビュラ賞長編小説部門、ヒューゴー賞長編小説部門にノミネートされた(いずれも受賞はアーシュラ・K・ル=グウィンの『闇の左手』)。1969年にアメージング・ストーリーズで連載され、同年後半よりペーパーバックが発行された。 日本ではSFマガジン1970年9月号から12月号にかけて伊藤典夫訳により『時間線をのぼろう』という邦題で連載された。その後1974年に中村保男訳により『時間線を遡って』というタイトルで東京創元社から文庫版が発行された。2017年6月に同じく東京創元社より発行された伊藤典夫による「新訳版」のタイトルは『時間線をのぼろう』になっている。1974年発行の創元SF文庫版に対し1975年星雲賞海外長編賞が授けられた。 (ja)
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