日立精機株式会社(ひたちせいき)は、かつて存在した大手工作機械メーカーである。本社は千葉県我孫子市にあった。 NC旋盤などの工作機械を主力商品としたが、バブル崩壊後の設備投資意欲の減退の影響を受け経営破綻した。その後、工作機械に関わる事業の大半は森精機製作所(現在のDMG森精機)に引き継がれた(汎用フライス盤事業は委託生産先のに引き継がれた)。2004年9月にグループ各社と共に破産宣告を受けた。民事再生法適用申請時には東証1部、大証1部及び名証1部に上場していた。 過去に日立製作所の子会社だった経緯から「日立」を冠しているが、その後完全に分離し、日立グループにも属していなかった。