日産・QDエンジンとは、日産自動車によって1990年代後半 - 2000年代半ばまで生産されていた、直列4気筒のOHVディーゼルエンジンである。排気量は3200ccのみで、日本国内の新基準自動車排出ガス規制への対応が難しく、粒子状物質(黒煙)の排出も多かったTDエンジンの後継(主にTD27系)としてTDエンジンから派生した。そのためTDエンジンとの共通点が多い。 車両用はZDエンジンへ完全移行したが、現在でも同社製フォークリフトには搭載されている。