日向神ダム(ひゅうがみダム)は、福岡県八女市黒木町大渕、一級河川・矢部川本流上流部に建設されたダムである。 福岡県が管理する高さ79.5メートルの重力式コンクリートダムで、福岡県が最初に施工・管理を行った都道府県営ダムであり、県営ダムとしては現在最も規模が大きいダムでもある。1953年(昭和28年)6月の昭和28年西日本水害を契機に矢部川の治水と大牟田地域への電力供給を目的とした補助多目的ダムとして建設された。ダムによって形成された人造湖は日向神湖(ひゅうがみこ)と命名された。