新治国(にいはりのくに)は、古代律令制以前に、現在の茨城県西部に存在した国。大化の改新以後の律令制下では常陸国新治郡となる。『古事記』の倭建命(やまとたけるのみこと)の歌に邇比婆利(にひばり)とある。 2006年(平成18年)まで存続していた近世の茨城県新治郡(にいはりぐん)とは、新治の呼称こそ同じであるが別である。