『放蕩息子』(ほうとうむすこ、仏: L'Enfant prodigue )作品L57は、クロード・ドビュッシーが1884年に作曲したカンタータで、叙情的情景(scène lyrique)と銘打たれている。『道楽息子』とも表記される。テキストはエドゥアール・ギナン(Edouard Guinand) によって作成された「ルカによる福音書」の放蕩息子のたとえ話を題材にした劇詩である。この曲によってドビュッシーは3度目の挑戦でようやくローマ大賞を受賞した。