戊午士禍(ぼごしか、ムオサファ、朝鮮語: 무오사화)とは、李氏朝鮮王朝中期(15世紀末 - 16世紀半ば)に、前後4回にわたって起こった「士林派」に対する政治的迫害事件(のちに「四大士禍」と呼ばれる)のうち、燕山君(在位:1494年~1506年)の時代に最初に起こった士禍で、燕山君の即位した干支をとって「戊午士禍(ぼごしか)」、また史草が発端となったので「戊午史禍(ぼごしか)」ともいう。