『愛すべき名歌たち』(あいすべきめいかたち)は、阿久悠が1997年4月1日から1999年4月27日にかけて、『朝日新聞』夕刊芸能面に通算100回連載したコラム、また、これをもとにした岩波新書の同名の書籍。より厳密には、コラムは「阿久悠の愛すべき名歌たち』、書籍は『愛すべき名歌たち—私的歌謡曲史—』と題されていた。新聞連載修了直後、4月30日には阿久による「百回の連載を終えて」も掲載された。阿久自身の幼いころからの「心にのこる歌、記憶にのこる歌」を、時代順に100曲取り上げ、「個人史からスタートして、やがて社会史に繋がっていく書き方をした」ものである。 書籍版では、新聞連載時とは配列の異同があり、それぞれの時代における阿久の立場を反映した章節の見出しが付けられた。新聞連載時に曲名に添えられていた曲ごとの見出しは省かれている。 小谷野敦は書籍版について「軽すぎず重すぎない筆致が、作詞家としてのバランス感覚を感じさせる」と評した。コラムで取り上げられた個々の楽曲に関する、その後の記述においては、このコラムにおける阿久の言葉への言及がしばしば見られる。

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  • 『愛すべき名歌たち』(あいすべきめいかたち)は、阿久悠が1997年4月1日から1999年4月27日にかけて、『朝日新聞』夕刊芸能面に通算100回連載したコラム、また、これをもとにした岩波新書の同名の書籍。より厳密には、コラムは「阿久悠の愛すべき名歌たち』、書籍は『愛すべき名歌たち—私的歌謡曲史—』と題されていた。新聞連載修了直後、4月30日には阿久による「百回の連載を終えて」も掲載された。阿久自身の幼いころからの「心にのこる歌、記憶にのこる歌」を、時代順に100曲取り上げ、「個人史からスタートして、やがて社会史に繋がっていく書き方をした」ものである。 書籍版では、新聞連載時とは配列の異同があり、それぞれの時代における阿久の立場を反映した章節の見出しが付けられた。新聞連載時に曲名に添えられていた曲ごとの見出しは省かれている。 小谷野敦は書籍版について「軽すぎず重すぎない筆致が、作詞家としてのバランス感覚を感じさせる」と評した。コラムで取り上げられた個々の楽曲に関する、その後の記述においては、このコラムにおける阿久の言葉への言及がしばしば見られる。 (ja)
  • 『愛すべき名歌たち』(あいすべきめいかたち)は、阿久悠が1997年4月1日から1999年4月27日にかけて、『朝日新聞』夕刊芸能面に通算100回連載したコラム、また、これをもとにした岩波新書の同名の書籍。より厳密には、コラムは「阿久悠の愛すべき名歌たち』、書籍は『愛すべき名歌たち—私的歌謡曲史—』と題されていた。新聞連載修了直後、4月30日には阿久による「百回の連載を終えて」も掲載された。阿久自身の幼いころからの「心にのこる歌、記憶にのこる歌」を、時代順に100曲取り上げ、「個人史からスタートして、やがて社会史に繋がっていく書き方をした」ものである。 書籍版では、新聞連載時とは配列の異同があり、それぞれの時代における阿久の立場を反映した章節の見出しが付けられた。新聞連載時に曲名に添えられていた曲ごとの見出しは省かれている。 小谷野敦は書籍版について「軽すぎず重すぎない筆致が、作詞家としてのバランス感覚を感じさせる」と評した。コラムで取り上げられた個々の楽曲に関する、その後の記述においては、このコラムにおける阿久の言葉への言及がしばしば見られる。 (ja)
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  • 『愛すべき名歌たち』(あいすべきめいかたち)は、阿久悠が1997年4月1日から1999年4月27日にかけて、『朝日新聞』夕刊芸能面に通算100回連載したコラム、また、これをもとにした岩波新書の同名の書籍。より厳密には、コラムは「阿久悠の愛すべき名歌たち』、書籍は『愛すべき名歌たち—私的歌謡曲史—』と題されていた。新聞連載修了直後、4月30日には阿久による「百回の連載を終えて」も掲載された。阿久自身の幼いころからの「心にのこる歌、記憶にのこる歌」を、時代順に100曲取り上げ、「個人史からスタートして、やがて社会史に繋がっていく書き方をした」ものである。 書籍版では、新聞連載時とは配列の異同があり、それぞれの時代における阿久の立場を反映した章節の見出しが付けられた。新聞連載時に曲名に添えられていた曲ごとの見出しは省かれている。 小谷野敦は書籍版について「軽すぎず重すぎない筆致が、作詞家としてのバランス感覚を感じさせる」と評した。コラムで取り上げられた個々の楽曲に関する、その後の記述においては、このコラムにおける阿久の言葉への言及がしばしば見られる。 (ja)
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