恵利原早餅つき(えりはらはやもちつき)は、三重県志摩市磯部町恵利原に伝わる、高速で餅をつく伝統芸能。1994年(平成6年)の世界祝祭博覧会(まつり博・三重’94)を契機に結成された「恵利原早餅つき保存会」が保存・継承を行う。 1つの杵を2人で取り、囃子歌(地つき唄)に乗せて餅をつく日本全国で見ても珍しい餅つき方法である。餅つき300回分に相当するもち米約1tを2日でついたという記録を持ち、2013年(平成25年)には1秒間に2.5回つくという新記録を樹立するなど、さらなる高速化が進んでいる。