応永の乱(おうえいのらん)は、室町時代の応永30年(1423年)から応永33年(1426年)にかけて、越後守護上杉頼方と守護代長尾邦景が越後国全体を巻き込んで争った事件である。越後応永の大乱と呼ばれる。 幕府と鎌倉府の対立における越後国の地理的条件や、守護の領国支配に対する国人層の抵抗、幕府管領畠山・細川氏の対立に起因する上杉家の内訌といった要因が重なって起こった。