復社(ふくしゃ)は、明末の文学・政治団体。天啓年間に東林党が弾圧を受けて後、それより若い学者を主とする団体として出現した。古文復興をスローガンとする文社で、科挙試験のための八股文の添削を手段として勢力を全国に拡大し、一時は内閣首輔を送りこむなど、当時の政治に非常に大きな力を持っていた。