律部(りつぶ)とは、大正新脩大蔵経において、律や関連した仏教経典をまとめた領域のこと。 『五分律』『摩訶僧祇律』『四分律』『十誦律』『根本説一切有部律』といった部派仏教由来の古典的な律に加え、大乗仏教の菩薩戒(大乗戒)の典拠となった『梵網経』や『優婆塞戒経』なども収録している。 第11番目の部であり、収録されている経典ナンバーは1421から1504まで。巻数では22-24巻に相当する。