強勢音(英語: emphatic consonants)とは、セム語派に特徴的な子音群で、言語によって咽頭化(または軟口蓋化)した子音、または放出音としてあらわれる。日本語の名称は一定せず、強調音・強音などとも呼ばれる。 セム語学の用語であって、音声学の用語ではない。 ラテン・アルファベットで表記する場合は、実際にどう発音されるかにかかわらず、慣習として ṣ ṭ のように文字の下にドットを加えることで強勢音を表す(ドットを加えた文字がすべて強勢音を表すわけではない)。