弦楽四重奏曲第12番 ハ短調 D 703 は、フランツ・シューベルトが1820年12月に着手した弦楽四重奏曲。現存する12番目の弦楽四重奏曲に該当し、第1楽章のみが完成され、第2楽章はスケッチのみで放棄され未完に終わったため、『四重奏断章』(ドイツ語: Quartettsatz)とも呼ばれている。