平成8年台風第9号(へいせい8ねんたいふうだい9ごう、国際名:ハーブ/Herb、フィリピン名:Huaning)は、1996年(平成8年)7月から8月にかけて、超大型で非常に強い勢力を維持したまま先島諸島に接近し、その後台湾と中国に大きな被害を出した台風である。この台風は、7月の台風の中で最も強風域が大きい(強風域半径1000km)。また陸上(気象官署)において7月史上第1位となる中心気圧927.1hPaを記録した(本土において7月史上第1位となる中心気圧(945hPa)を記録した台風は、平成19年台風第4号である)。