平家平(へいけだいら)は、愛媛県新居浜市と高知県吾川郡いの町と土佐郡大川村にまたがる山。標高1,692.6m。石鎚山脈の核心から東へ離れた静寂峰である。 壇ノ浦の戦いで敗れた平家一行が祖谷から横倉山へ落ちのびる途中に滞在したといわれることが山名の由来である。全国には平家平という同じ名前は徳島県にもう一座(剣山の東方で、那賀郡那賀町にある1603.3mの山)ある。名前の通りなだらかな山容で際立った頂きはなく悠然と伏した形である。