市場型間接金融(しじょうがたかんせつきんゆう)とは、直接金融と間接金融の中間にあたる金融の形態。 池尾和人が市場型間接金融という言葉で提言しているが、直接型間接金融とも言われる。 銀行等の金融機関が融資をする点では間接金融と同じだが、株式・債券・現物資産(不動産など)を証券化したもので運用する金融であり、ビークル(システムの介在)により、リスクを分担させる。貸出債権を証券化して投資家に販売するため、リスクが金融機関に集中せず、分散されるというメリットがある。