川上 則雄(かわかみ のりお、1958年1月21日 - )は、日本の物理学者。京都大学理学部教授。工学博士(大阪大学、1986年)。岡山県美星町生まれ。 専門は凝縮系物性理論。特に、フェルミ液体論を適用できないの理論。 素粒子物理学者の梁成吉と共に、従来の朝永・ラッティンジャー模型では扱えなかった強相関1次元電子系に共形場理論を導入し、1次元電子系におけるを普遍的に記述することに成功した。他に近藤効果を記述するアンダーソン模型の厳密解の発見など。