岩城 隆永(いわき たかなが)は、江戸時代後期の大名。出羽国亀田藩9代藩主。 天保8年(1837年)6月4日、8代藩主・岩城隆喜の四男として生まれる。嘉永2年(1849年)9月11日、兄・の死去により嫡男となる。嘉永3年(1850年)9月15日、江戸幕府12代将軍・徳川家慶に御目見する。嘉永5年(1852年)12月28日、従五位下・但馬守に叙位・任官する。部屋住でありながら叙任されたのは、父・隆喜の城主格昇進に伴う措置であった。 嘉永7年(1854年)2月28日、隆喜の死去により家督を継いだが、安政2年(1855年)5月14日に死去した。享年19。子女がなかったため弟・隆信が跡を継いだ。