山川菊栄賞(やまかわきくえしょう)は、かつて存在した日本の学術賞。山川菊栄を記念するため、山川菊栄逝去翌年の1981年より始められ、第34回2014年度で休止した。発起人は、石井雪枝、、田中寿美子。正式名称は山川菊栄記念婦人問題研究奨励金といい、山川菊栄記念会が主宰する。基金の原資は、遺族から寄せられた寄付金。賞金20万円。対象は婦人問題の研究・調査などに実績を示した個人またはグループ。設立趣意書・山川菊栄記念会規約には受賞者の性別規定はないが、2007年度推薦・公募のお願いには「原則として女性・女性グループを対象とします」とあり、実際にも第24回を除き受賞者は個人・グループを問わずすべて女性であった。山川菊栄記念会が選定した選考委員会が選考した。選考委員には男性もいた。