山口 重克(やまぐち しげかつ、1932年7月27日 - 2021年9月11日)は、日本の経済学者・マルクス経済学研究者。東京大学名誉教授。 日本の代表的なマルクス経済学者である宇野弘蔵に師事し、宇野経済学の原理論と呼ばれる領域のうち,難問の一つとされた商業資本論と呼ばれる分野をはじめ貨幣論,金融論などの分野に独創的な論考が数多くある。同時代の研究者として、降旗節雄、大内秀明、鎌倉孝夫、桜井毅のほか岩田弘等がいる。