屯田(とんでん)は、北海道札幌市北区の地名。1889年(明治22年)に熊本・福岡・山口・徳島・和歌山・福井・石川の7県から士族220戸の屯田兵が発寒川付近に入植したのが最初であり、琴似、山鼻、新琴似についで、札幌で最後に屯田兵により開拓された土地である(旧・篠路兵村)。 屯田地区は主に水田地帯として発展したが、1969年に北海道住宅供給公社による屯田団地の造成を皮切りに、1983年から始まった札幌市による屯田土地区画整理事業によって急速に宅地化が進み、道営住宅や市営住宅が建ち並ぶ新興住宅地として、北区でも人口増加が著しい地区のひとつでもある。