小笠原 甫三郎(おがさわら すけさぶろう、文政3年7月21日(1820年8月29日) - 明治18年(1885年)11月)は幕末の旗本。諱は義行、のちに義利。実父は旗本・山口茂左衛門で、後に幕臣の小笠原貢蔵の婿養子となった。屋敷は下谷辻番屋敷西町裏大番与力地借地にあった。横浜開港資料館には、小笠原甫三郎と養父の小笠原貢蔵が記した古記録「小笠原家文書」(酒川玲子氏所蔵)が保管されている。