対馬博物館(つしまはくぶつかん、Tsushima Museum)は、長崎県対馬市厳原町今屋敷にある博物館。事業主体は長崎県と対馬市で、「長崎県対馬歴史研究センター」が併設されている。対馬藩主だった宗氏ゆかりの資料「宗家文庫」8万点を中心とした11万2000点を収蔵し、うち対馬島内の遺跡出土品、仏教美術、朝鮮通信使関連など約500点を常設展示する。 開館は2022年(令和4年)4月30日で、対馬全島を網羅した初の博物館である。当初の予定より開館が遅くなったが、開館までの間、完成した部分の施設を利用して時折、開館準備イベントが行われていた。また、新型コロナウイルス感染防止対策のため、島内修学旅行に切り替えとなった市内小学校の訪問先ともなっていた。