十六世 宝生 九郎(じゅうろくせ ほうしょう くろう、1837年7月10日(天保8年6月8日)- 1917年(大正6年)3月9日)は日本の能楽師。能楽シテ方宝生流16世宗家。本名は寶生 知榮(ほうしょう ともはる)。 維新後衰退した能楽界にあってその復興の中心を担い、初世梅若実・桜間伴馬とともに「」と並び称される。また多くの後進を育て、宝生流のみならず、能楽界全体の発展に力を尽くした。